ホスピタルクラウン。
よく、子どもたちにしかられます。
よく、子どもたちに笑われます。
それが僕の仕事です。
クラウンK(大棟耕介)
名古屋で「
プレジャーB」という、クラウンチームを主宰する大棟耕介さんの著作です。
◎ホスピタルクラウン 病院に笑いを届ける道化師
本業であるプロのクラウンとしてのステージの傍ら、「ホスピタルクラウン」として、
難病の子どもたちが入院する病院を慰問している様子が綴られています。
初めて、この本を読んだとき、
「コミュニケーションのプロ」という存在がいることに
とても感銘を受けました。
病院内でのホスピタル・クラウンの役目は、
「賑やかしでショーをやって帰る」のではなく、
「友達として、いっしょに遊ぶ」。
これは、長い闘病生活を送る子どもたちに、
「いっときの楽しさ」を与え、終わってから寂しくならないよう、
「次につながる楽しさ」を持続させるためのアプローチなのだそうです。
そして、付き添いの親も、遊びに巻き込んで笑顔にする。
それは、「親の笑顔」が「子どもの元気」につながるから。
とてもデリケートで高度なコミュニケーション能力が試される仕事です。
先日、名護の名桜大学で開催された「
日本医療保育学会」という団体の研究会に
紙芝居口演で参加させていただきました。
こちらの団体の皆さんが実践されていることが、
まさにホスピタルクラウンの大棟さんが行っている
「医療の現場で、子どもたちに笑顔を!」という取り組みでした。
幸せな巡り合わせに、胸が熱くなりました。
◎イベントリポートは、また改めて掲載いたします(^^ゞ
ゆがふたぼーり
さどやん拝
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