2017年09月05日
ペルーの本！音楽！映画！ 【さどやん、ペルーに行く】8/31（木）
ペルーの写真家「マルティン・チャンビ」の写真集です。
店頭でページをめくる手がとまりませんでした。
1920年代のペルーの山岳民族の肖像写真、風景写真が収められているんですが、写真から伝わる熱量がものすごい。
人々の表情の力強さに圧倒されます。
昨年、東京でも写真展が開催されていたようです。
◎MARTIN CHAMBI 写真展
http://sunday-cafe.jp/exhibition/index.php?itemid=14
このホームページに載っていたマルティン・チャンビの言葉を読んで、涙が溢れてきました。
「・・・インディオには文化がなく、未開で、知性と芸術性が白人やヨーロッパ人より劣っているという記事を読んだ。
私があれこれ言うよりも、私の作品を見てもらえばわかるだろう。
私は私の民族の代表であり、彼らは私の写真を通してあなた方に語りかける・・・」
（1936年、チリで催された写真展で語られたチャンビの言葉から）
マルティン・チャンビの撮った写真は、偏見に対する芸術家としての回答です。
自らのアイデンティティに誇りを持ち、芸術の力で世の中に理解と共感と感動を届ける。
素晴らしい仕事です。
右は「ペルーお化け大百科」。
伝承のお化け、妖怪を今風イラストと解説とともに、今のペルーに人々に届ける。
沖縄にも、同じ温故知新コンセプトの本があります。
「琉球妖怪大図鑑」です。
◎お買い求めは、こちらをクリック！(^^)
ちなみに、ペルーのお化け本はシリーズ5作くらい出てます。
お化けはどこでも人気ですねー(^^)
左はいわゆる「キッズ・フォー・スパニッシュ」
さどやん、スペイン語、基本のキから、ちばりまーす！
ぺぺさんにおススメしてもらったインカ・ミュージックのＣＤ
開くと、こうなります。
これは、レタブロ（箱庭祭壇）と呼ばれるペルーの有名な工芸品を模したデザインです。
ぺぺさんオリジナルの紙芝居レタブロはこちら。
このＣＤは、初日のイベントにいらっしゃっていたミュージシャンの方からいただいたもの。
「子どもたちと過ごす安らぎの時間」といった内容のアルバムです。
イベントを見終わって、「ぜひ、あなたに！」という感じでいただいたのが嬉しかったです(^^)
ちなみに、ほぼほぼ込み入った会話が成立しない、さどやんとぺぺさんの移動中の車でのコミュニケーションを取り持ってくれたのが80年代ポップス。
ラジオの専門チャンネルを聞きながら、いつも一緒に口ずさんでおります。
にふぇーでーびるー！80年代ポップス！
お気に入りは、スティービー・ワンダー「心の愛」の替え歌。
「アイ・ジャスト・コール・トゥ・セイ♪ かなさんどー♪」
でもって、ぺぺさんにはお願いして、ペルー映画にも連れてってもらいました。
映画は「ＯＮＣＥ ＭＡＣＨＯ オンセ・マチョ ～大逆転！ペルーおやじイレブン！～」
サブタイトルは、自分が勝手につけてますが、「オンセ・マチョ」が「１１人の男」という意味なので、まあまあ雰囲気は出てるかと。
日系の俳優、アルド宮代（みやしろ）さんが、脚本、監督、主演で、奥さん役は、ほんとの奥さんで、生まれ育ったペルーを舞台に繰り広げるスポーツ人情コメディです。
なんか、沖縄ローカル映画でがんばってるガレッジセールのゴリさんを思い出してしまいました。
地元新聞では、☆ひとつの散々な評価でしたが、さどやんは大好き！でした。
・言葉わかんなくてもストーリーが分かる
・子ども、若者、おっちゃん、おばちゃん、じいちゃん、ばあちゃん、成金からビジネスマン、労務者から物乞いまで、色んなペルーちゅが出てくるんで、顔見てるだけで楽しい！
・家庭、仕事場、食堂に聖堂、スタジアムと、オールロケの魅力もいっぱい。
・地域不和も、家庭不和も、夫婦不和も、とりあえず、全部元さやに収まって、一件落着。
エンドクレジットにはＮＧ集もついてる80年代テイストのハッピー・ムービーやいびーたんどー(^O^)／
ちなみに、映画は観た日は、ペルーvsボリビア戦、ペルーチームの勝利をぺぺさんちで祝いました！
フェリシタシオネース！かりーさびらー ！
ゆがふたぼーり
さどやん拝
