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藤木勇人さん:うちなー噺家
東京に住む夫婦と、小学生のひとり息子が主人公のお話をご披露。
単身赴任で沖縄生活をしていた父親を訪ねて、三線教室のおじーとその奥さんが、父親の家を訪ねてきますが、出迎えたのは、沖縄のことなどまったく知らない母親と息子。
うちなーぐちしか話せないおじー、おばーたちと抱腹絶倒のやりとりが繰り広げられます。
おじー、おばーの話す、うちなーぐちは、コミカルでリズミカルで、いみくじカンパチ。
謎の外国語を話す異国人を前に目が点になっている、母親と息子の様子が目に浮かぶようでした(^o^)
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神田山陽さん:講談師
講談師になる前に、イリオモテヤマネコを撮影しているカメラマンを訪ね、西表島をさまよっていたそうです。
沖縄滞在中は自転車で島をかけまわっているそうです。ぜひどこかで遭遇したいですね。
お話は、使用期限の短い「台所便利グッズ」のせつないつぶやきを綴った「レモン」。
これから山場!というところで、会場から携帯のメロディーが鳴りひびき、語りはてんやわんや。
山陽さんのナイスフォローで、場はかなり盛り上がりましたが、ご観覧の皆さん、ケータイマナーには気をつけましょう!
この日は「創作」も「古典」もご披露いただく、大サービス!
「古典」からは、赤穂義士、堀部安兵衛が高田の馬場で大立ち回りを繰り広げる手前、の一節をご披露。
私はこのエピソードをバンツマこと阪東妻三郎さんの「血闘 高田馬場」という映画で見たことがあったので、映画の興奮もよみがえり、身を乗り出して聞いておりました。
ぜひ、立ち回りのシーンも聴きたかった~(^o^)
山陽さんは、「にほんごであそぼ」で大ファンになりました。
(我が家には一緒に記念撮影をした写真もございます(^o^))
◎鼠小僧外伝「鼠小僧とサンタクロース」
かつて、番組でも披露されていた、この講談を聞いて、私は自作紙芝居
「めかるっちの大冒険」にとりかかった思い出があります。
キャラクター、作風ともに、尊敬する私のこころの師匠でございます。
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林家彦いちさん:落語家
彦いちさんも、山陽さんに触発されて、創作、古典の二題をご披露!
創作は、部屋からH本を発見され、商店街からおまわりさんまで知らせまくるお母さんに翻弄される高校生が主人公。
そして、白眉は、見事な「食べ芸」で会場を圧倒した「ちりとてちん」。
旅人で武道家で、執筆家でもある彦いちさんの活躍は、ぜひ
内容充実のHPにてチェックください。
うちなー噺家として、精力的に活動を続ける藤木さん。
素晴らしい芸人のお仲間による会を催していただき、いっぺーにふぇーでーびたん(^O^)/
話芸の魅力、存分に堪能させていただきましたm(__)m
ご訪問、感謝(^^ゞ
さどやん 拝