2011年06月13日

おでかけ45.日本医療保育学会 第15回大会in沖縄

おでかけ45.日本医療保育学会 第15回大会in沖縄
↑画像をクリックいただくと、
研究発表会プログラムが記載されたパンフ(PDF)がご覧いただけますよ。

6/4(土)~6/5(日)に、名護市の名桜大学を会場として開催された、
日本医療保育学会 第15回大会in沖縄に参加してまいりました。

「医療保育」に従事する「医療保育士」とは、

医療保育士(病棟保育士)とは、特殊な状況で保育を行う保育士のことをいいます。
この特殊な状況というのは、小児病棟など医療を受けている子供を対象としています。

小児病棟に入院している子供に遊びや楽しみを提供したり、
子供が医療行為について理解するのを助ける役割を果たす専門的な仕事を行っています。


(「医療保育士について」より引用)


今回、県内外の医療保育に関する研究発表も見学させていただきました。

実に10分きざみの内容盛りだくさんでしたが、
どの発表内容も、
「医療の現場で、子どもたちに笑顔を!」
という、熱意に溢れていて、胸が熱くなりました。


・プレパレーション
プレパレーション(preparetion)とは、「心理的準備」と訳され、子どもが医療を受ける際に、
子どもが納得できるような方法で説明を行い、子どもや親の対処能力(頑張ろうとする力)を
引き出す環境を整えることで不安や恐怖・混乱を最小限にすることです。
子どもの意思を尊重したケアの一つとして、 年齢や理解力に応じて、絵本や紙芝居、おもちゃなど
様々なツールを使って行われます。


「e-プレ・コミュニティ」より引用)

研究発表の内容で、「最重要キーワード」として登場していた言葉です。

沖縄の県立南部医療センター・こども医療センターでも、処置室を緑あふれる「森」のイメージにし、
子どもたちの不安を和らげるという実践的な取り組みが行われていました。

◎関連記事:壁絵で心癒やし こども医療センター(琉球新報)

前々回のブログで紹介した「ホスピタルクラウン」の活動に相通ずるものもあり、
なおいっそう感慨深いものがありました。

おでかけ45.日本医療保育学会 第15回大会in沖縄おでかけ45.日本医療保育学会 第15回大会in沖縄
研究発表も終了し、リラックスした雰囲気の中、
会場内のピロティで、紙芝居口演をお楽しみいただきました。
(写真提供:名桜大学さま)

「ご縁」と「出会い」に感謝のひとときでした。
『日本医療保育学会 第15回大会in沖縄』にご参加の皆さん、スタッフの皆さん、
いっぺーにふぇーでーびた~ん(^O^)/
(まことにありがとうございました)


ゆがふたぼーり
さどやん拝



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この記事へのコメント
どうもはじめまして。
先日、日本医療保育学会で「医療保育士と協働でできたプレパレーション」という題材で発表させていただいた者です。プレパレーションの宣伝もしてくださり、とてもありがたく思います。ここ沖縄では、プレパレーションを行っている病院はまだまだ少ないのが現状。また、プレパレーションということばを知らない小児科スタッフが多いことも事実。私の勤めている病棟でも、こどもたちに必要なことなので普及活動に頑張って努めていますが、なかなかうまくいかず、まだまだ温度差もあります(涙)。でも、こどもたちにとってたいせつであり、必要なものなので、これからもどんどん頑張っていきたいと思っています。

さどやんさんのかみしばいも、聞いていてとてもたいせつなものであり、今の時代だからこそ、残していかなければいけない文化、財産だと感じました。本当に素晴らしいと思います。
これからも応援しています。

屋宜
Posted by 屋宜 at 2011年06月15日 18:26
>屋宜さん

コメントにふぇーでーびる(^^ゞ
とても素晴らしい取り組みに、感謝いたします。

PRのお手伝いになれば、幸いです。
お手伝いできることがあれば、
お気軽にお声かけください(^O^)/
Posted by かみしばいや~:さどやんかみしばいや~:さどやん at 2011年06月15日 21:22
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