2012年07月02日

沖縄と怪談と私。(琉球怪談ナイト@ブッキッシュ2)6/30

沖縄と怪談と私。(琉球怪談ナイト@ブッキッシュ2)6/30沖縄と怪談と私。(琉球怪談ナイト@ブッキッシュ2)6/30沖縄と怪談と私。(琉球怪談ナイト@ブッキッシュ2)6/30
◎写真:喜納えりかさんのツイートより
https://twitter.com/#!/NileWoopi


人生には「感動」が必要だ。

心を打つ表現活動に出会ったときには、いつもそう思う。


昨年、ブッキッシュで開催された「琉球怪談ナイト@ブッキッシュ」を
観たときに、改めてその言葉を思い出した。

沖縄の人々によって語られた物語が、
小原猛さんの研ぎ澄まされた言葉によって、作品となり、
大和ぐちのナレーションも、うちなーぐちの台詞も、完璧な
諸見里杉子さんの声に乗せて届けられる。

借り物は一切ない、そーうちなーむん。

そして一番驚いたのは、朗読を聴きながら、
自分自身のイマジネーションの中で
幾多の映像が浮かび上がってきたこと。

朗読終了後には、
良質な映画を観終わった後のような
深い充足感に包まれていた。


なんとかして、この「琉球怪談」の場所にたどり着きたい。

紙芝居口演以外にも、「水曜朗読」で小説を語る機会を作るなど
試行錯誤を繰り返し、一年がかりで、このイベントにたどり着いた。

そして、自分の手には、
怪談紙芝居「真嘉比道の逆立ち幽霊」と「妻のマブイ」。

文は、徳元英隆(沖縄文化社)さん、
絵は、安室二三雄さん。
エンディングテーマは大城美佐子さん。


いつの間にか、奇跡が起こっていた。

幸運なご縁の数々に、心から感謝している。
  
これから、この果報(かふー)を、伝えていく。
「感動」のバトンが、100年後の沖縄まで
つながるように。


ゆがふたぼーり
さどやん拝









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