2017年08月24日
遺跡でフォースを授かる。【さどやん、ペルーに行く】8/19(土)
はいさい!オラ(hola)!
ハロー!こんにちは!
今日は、「パチャカマック遺跡博物館」にお出かけです。

というのも、21日」(月)のペルー日系人協会イベントで通訳を務めていただく志保さんが、青年海外協力隊として、こちらで活動されていた方なのです。(現在は、別のお仕事です)
嬉しー!知的好奇心を満たす旅ほど楽しいものはないですからねー!
紙芝居ジェダイ、さすがです!
今回の滞在は、私とペペさんが、まったくスムーズに言葉の情報交換ができないので、イベント以外の予定がどうなっているのか、その日にならないとよく分からないのです。
しかしながら、「パチャカマック遺跡博物館」は、私には、どストライクでした!

これは、私が今も大切に持っている「古代メキシコ至宝展」のパンフです。
1992年に沖縄県立博物館で、この展示会が開催されたのです。
http://www.museums.pref.okinawa.jp/museum/issue/kanpou/image/nenpo_07.pdf
(沖縄県立博物館の年報にて確認!記録万歳!)
それはもう、赤塚不二夫のマンガみたいなユーモアあふれる造形の工芸品が満載で、あー、この古代人の工芸作家さんとは友達になれそう!とワクワクしたのを、今でも鮮明に覚えています。
そして「パチャカマック遺跡博物館」には、同じワクワクが待っていたのでした。
◎「パチャカマック遺跡博物館」については、とても的確にまとめられたブログを見つけましたので下記リンクをご覧ください。
パチャカマック遺跡、新博物館オープン!
http://blog.hankyu-travel.com/kaigai/latin-america/peru/201603187017.php
パチャカマック遺跡、新見学ルート準備完了!
http://blog.hankyu-travel.com/kaigai/latin-america/peru/201604187847.php]
もーね、

ハクショーン大魔王♪

ハニワくん?

手、ちっちゃ!

べ~~~!
和むでしょ~?
皆さんも、古代工芸に癒されてください(^O^)
あーっネタで使えると思ったもの。

「手で持つ仮面」。
そーいえば、やってなかったなー。色々遊べそうです。
志保さんは、変な話、ペルーに着いてから会った「日本語を話せる人」の二人目。
それこそ、砂漠で泉を見つけたかのように、むさぼるように?日本語の会話を楽しんでいました。
そんな中で伺った、遺跡についての少々複雑な気持ちになるお話。

上の写真の右側。
遺跡として指定されているエリアの境目からギッシリと民家が立ち並んでいます。
山岳部から移ってきた人々が、隙間をみつけては家を建てるのを繰り返しているので、このような状態になっているとのこと。
そんな人々からしたら、「遺跡だか何だか知らねえけど、だだっ広い土地、使いやがってよー」みたいな妬みの対象になってしまう。
そこで理解を得るために、スタッフとして近隣住民を雇用したり、ショップで地元職人の作品を販売したり、子どもたち対象に遺跡への理解を深めるためのガイドツアーを催したり、と可能な限りの取り組みを続けているとのことでした。
広大な土地を独占されて、という話だと、沖縄の米軍基地をおのずと思い浮かべてしまうんですが、国によっては文化的な価値がある場所も「妬み」「憎しみ」の対象になってしまうんだなぁ。
ペルーのお仕事は、全体でいうと鉱業、製造業もあるとのことですが、リマみたいな都市部ではサービス業に従事する人が多いとのこと。
ぺぺさんのお住まいの地域は、モトタクシーという三輪車(タイで言うトゥクトゥク)が山のように走ってます。
移動手段がバスしか無いので、お手軽送迎サービスとして導入されたら、こちらも我先で、みんなが始めちゃったパターンですね。
安全運転もへったくれも無く、ガンガン割り込み、追い越ししてくるモトタクシーを、紙芝居ジェダイは「タイファイター(帝国軍の特攻機のこと)」と呼んで、いつも眉をしかめておられます。

突撃!タイファイターズ!
つーか、モトタクシーに限らず、ペルーの道路は9割のドライバーが、ワンカラワンカラ、ドゥーカッティー(ウチナーグチの「わがまま・自己中」の意味)なので、ぺぺさんみたいにジェントルに運転してる人が、ほんと可哀想です。
「交通ルール無視、ポリス知らんぷり!」だそーです。
そんなモラリストの紙芝居ジェダイは、移動中、紙芝居の舞台を「トレーニング」と言って、ずっと担いでおられました。
(ルーク・スカイウォーカーが修行でヨーダ先生を担いでいるかのように)
理由は、紙芝居の指導をしている山岳地帯の先生たちが持って歩くことが出来る重さを自分で調べている、とのことでした。
同じように舞台を入れる袋も試作品を何度も作って強度などを見ているそうです。
他国で取り組んでいる教育機関への紙芝居奨励活動や、将来的に自宅で教室を開講したい、世界の紙芝居仲間の交流拠点にしたい、といった夢も語ってくれました。

ペルーの遺跡、見渡す砂漠の真ん中に佇み、ペペさんの話をじっと聞いていました。
ああ、自分は今、紙芝居ジェダイから、フォースを授かっているんだなと思いました。
沖縄の紙芝居屋をペルーまで招待してくれるなんて、よっぽどの事だと思います。
自分は選ばれし者として、この地にいるんだと改めて実感しました。
ペペさんが「自分の目は正しかった。さどやんをペルーに呼んで良かった」と喜んでくれる最高のステージにしよう!と固く心に誓いました。
歩き続けて、3時間の遺跡めぐり。
文化を残すこと、守ること、伝えることについて思索する、充実した時間を過ごしました。
ゆがふたぼーり
(幸せが訪れますように)
さどやん拝
ハロー!こんにちは!
今日は、「パチャカマック遺跡博物館」にお出かけです。

というのも、21日」(月)のペルー日系人協会イベントで通訳を務めていただく志保さんが、青年海外協力隊として、こちらで活動されていた方なのです。(現在は、別のお仕事です)
嬉しー!知的好奇心を満たす旅ほど楽しいものはないですからねー!
紙芝居ジェダイ、さすがです!
今回の滞在は、私とペペさんが、まったくスムーズに言葉の情報交換ができないので、イベント以外の予定がどうなっているのか、その日にならないとよく分からないのです。
しかしながら、「パチャカマック遺跡博物館」は、私には、どストライクでした!

これは、私が今も大切に持っている「古代メキシコ至宝展」のパンフです。
1992年に沖縄県立博物館で、この展示会が開催されたのです。
http://www.museums.pref.okinawa.jp/museum/issue/kanpou/image/nenpo_07.pdf
(沖縄県立博物館の年報にて確認!記録万歳!)
それはもう、赤塚不二夫のマンガみたいなユーモアあふれる造形の工芸品が満載で、あー、この古代人の工芸作家さんとは友達になれそう!とワクワクしたのを、今でも鮮明に覚えています。
そして「パチャカマック遺跡博物館」には、同じワクワクが待っていたのでした。
◎「パチャカマック遺跡博物館」については、とても的確にまとめられたブログを見つけましたので下記リンクをご覧ください。
パチャカマック遺跡、新博物館オープン!
http://blog.hankyu-travel.com/kaigai/latin-america/peru/201603187017.php
パチャカマック遺跡、新見学ルート準備完了!
http://blog.hankyu-travel.com/kaigai/latin-america/peru/201604187847.php]
もーね、
ハクショーン大魔王♪
ハニワくん?
手、ちっちゃ!
べ~~~!
和むでしょ~?
皆さんも、古代工芸に癒されてください(^O^)
あーっネタで使えると思ったもの。
「手で持つ仮面」。
そーいえば、やってなかったなー。色々遊べそうです。
志保さんは、変な話、ペルーに着いてから会った「日本語を話せる人」の二人目。
それこそ、砂漠で泉を見つけたかのように、むさぼるように?日本語の会話を楽しんでいました。
そんな中で伺った、遺跡についての少々複雑な気持ちになるお話。

上の写真の右側。
遺跡として指定されているエリアの境目からギッシリと民家が立ち並んでいます。
山岳部から移ってきた人々が、隙間をみつけては家を建てるのを繰り返しているので、このような状態になっているとのこと。
そんな人々からしたら、「遺跡だか何だか知らねえけど、だだっ広い土地、使いやがってよー」みたいな妬みの対象になってしまう。
そこで理解を得るために、スタッフとして近隣住民を雇用したり、ショップで地元職人の作品を販売したり、子どもたち対象に遺跡への理解を深めるためのガイドツアーを催したり、と可能な限りの取り組みを続けているとのことでした。
広大な土地を独占されて、という話だと、沖縄の米軍基地をおのずと思い浮かべてしまうんですが、国によっては文化的な価値がある場所も「妬み」「憎しみ」の対象になってしまうんだなぁ。
ペルーのお仕事は、全体でいうと鉱業、製造業もあるとのことですが、リマみたいな都市部ではサービス業に従事する人が多いとのこと。
ぺぺさんのお住まいの地域は、モトタクシーという三輪車(タイで言うトゥクトゥク)が山のように走ってます。
移動手段がバスしか無いので、お手軽送迎サービスとして導入されたら、こちらも我先で、みんなが始めちゃったパターンですね。
安全運転もへったくれも無く、ガンガン割り込み、追い越ししてくるモトタクシーを、紙芝居ジェダイは「タイファイター(帝国軍の特攻機のこと)」と呼んで、いつも眉をしかめておられます。
突撃!タイファイターズ!
つーか、モトタクシーに限らず、ペルーの道路は9割のドライバーが、ワンカラワンカラ、ドゥーカッティー(ウチナーグチの「わがまま・自己中」の意味)なので、ぺぺさんみたいにジェントルに運転してる人が、ほんと可哀想です。
「交通ルール無視、ポリス知らんぷり!」だそーです。
そんなモラリストの紙芝居ジェダイは、移動中、紙芝居の舞台を「トレーニング」と言って、ずっと担いでおられました。
(ルーク・スカイウォーカーが修行でヨーダ先生を担いでいるかのように)
理由は、紙芝居の指導をしている山岳地帯の先生たちが持って歩くことが出来る重さを自分で調べている、とのことでした。
同じように舞台を入れる袋も試作品を何度も作って強度などを見ているそうです。
他国で取り組んでいる教育機関への紙芝居奨励活動や、将来的に自宅で教室を開講したい、世界の紙芝居仲間の交流拠点にしたい、といった夢も語ってくれました。

ペルーの遺跡、見渡す砂漠の真ん中に佇み、ペペさんの話をじっと聞いていました。
ああ、自分は今、紙芝居ジェダイから、フォースを授かっているんだなと思いました。
沖縄の紙芝居屋をペルーまで招待してくれるなんて、よっぽどの事だと思います。
自分は選ばれし者として、この地にいるんだと改めて実感しました。
ペペさんが「自分の目は正しかった。さどやんをペルーに呼んで良かった」と喜んでくれる最高のステージにしよう!と固く心に誓いました。
歩き続けて、3時間の遺跡めぐり。
文化を残すこと、守ること、伝えることについて思索する、充実した時間を過ごしました。
ゆがふたぼーり
(幸せが訪れますように)
さどやん拝