2017年09月04日
はいさい!ウチナーンチュ! 【さどやん、ペルーに行く】8/29(火)
今日は、ペルー口演、最後の日。
口演は二回。
最初はペルー国立図書館です。
「サルティンバンコ」のキッズ版?の公演があるみたいです。
客席です。
約600席近くということで圧倒されるかと思ったんですが、わりとこじんまりしてて、客席が近く、逆にワクワクしてきました。
普段から色んな場所で口演している経験は、こういう時に役立ちますね。
◎ペルー国立図書館さんのフェイスブックページでダイジェスト動画がご覧いただけます。
https://www.facebook.com/biblioteca.nacional.peru/videos/10155674555528234/?hc_ref=ARRAUY2kYYqwjbccemlfSVoXNkcWENi5_qfRe0lr6rds6pE7oxXuEOinFh97oSA0Gjc&pnref=story
待ち時間を利用して、番号ブロック積みゲームをやりました。
会場全体で「ウノ!ドス!トレス!」の大合唱!楽しかったです。
そして、最後の会場。
初日と同じ、ペルー日系協会のホールでした。
今回、それぞれのイベント会場の詳細はぺぺさんが把握しているんですが、お互い断片的にしか会話が成立しないので、こちらについても「お年寄りたくさん」ぐらいの情報しかありませんでした。
準備をしながら、会場に集まるお客さんの顔、会話を聞いているとウチナーグチの声がちらほら。
最終的に200名以上のお年寄りが会場を埋め尽くす盛況ぶり。
ペルー在住の80代以上の沖縄一世の皆さんとのこと。
ペルー那覇市民の会の、知念デウィさんがイベントに同行されていたので聞いてみました。
「今日の皆さんは、日本語・ウチナーグチでイベント進めても大丈夫そうですか?」
「はい!大丈夫ですよ!」
ペルーでは、日本・沖縄ルーツの人はいるけれど、9割はスペイン語。
今回、すべての会場で、その現状を前提として構成したイベントをやってきました。
それが、最後の最後で、遂に、日本語・ウチナーグチで話ができる口演になりました!
金屏風を背にお話のぺぺさん。感謝してもしきれない大恩人です。
◎写真提供:知念デウィさん
沖縄のハッピーライオンを手に、さどやん口演スタート!
今までのペルー口演の100倍くらい、ユンタク(おしゃべり)してます(^O^)
ハイサイ!ハイタイ!コール中。
途中、紙芝居舞台を撮影していたカメラにぶつかって位置がずれるハプニング発生!
リアルで「あぎじゃびよー!でーじなとーん!(わーー!たいへーん!)」を連発しました(>_<)
それは、それでウケてました(^^)
終わって、お見送りの際には
「とっても楽しかった!にふぇーでーびるー!」
「あなたが話していたのは首里言葉でしたね。」
「今日、出かけるときに『クスケー』のことを思い出していたのよ!あなたがお話でやったんでビックリしたわ!偶然!」
「うちなー紙芝居というから『泊阿嘉(とぅまいあーか)』をやってくれるのかと思っていたよ。あなたならできそうだから『丘の一本松』とか作ってみたら?」
「使わなくなって忘れていたけれど、今日、聞いてウチナーグチを思い出しました。」
たくさんの嬉しい言葉をいただきました!
片付け中に、思わず大号泣の場面も、バッチリ写ってます。
「ぺぺさーん、アイム、ソーハッピー!ムーチャスムーチャス・グラシアーース!」
(私はとっても幸せです!本当に本当にありがとーーー!)
ペルー口演での一番の希望が叶ったひとときでした。
そして、なんと、この直後、さどやんペルー滞在延期のニュースが!
乗り継ぎ先のアメリカの空港が台風で閉鎖しているそうなんです。
「まだ、やるべきこと、会うべき人が残っているみたいだね。」とぺぺさん。
居合わせた皆さんも、なんだか嬉しそうでした。
「シー!(わかりました!)」
ゆがふたぼーり
さどやん拝